神奈川県横浜市南区のよりみち案内

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弘明寺の発祥は今から約1300年前、聖武天皇の勅命を奉じて僧・行基がこの地に草庵を作り、「十一面観世音菩薩立像」を彫刻祈願したのが始まりとされています。鎌倉時代には「求明寺」と称されていましたが、観音経偈文(かんのんぎょうげもん)の中の「弘誓深如海(ぐぜいじんにょかい)」の「弘」の字をとり、現在の弘明寺となりました。 本尊の国指定重要文化財「十一面観世音菩薩立像」ほか、横浜市指定有形文化財の金剛力士像(仁王像)、仁王門など、境内には見どころがたくさんあります。たとえば境内に残る7つの石「七ツ石 」は、インドから渡来した善無畏(ぜんむい)三蔵法師が霊域を感得し結界のために据えたと云われるもの。また、梵鐘(ぼんしょう)と鐘楼堂(しょうろうどう)は平成9年(1997年)に横浜市有形文化財にも指定されており、梵鐘は、鋳銅製の和鐘で江戸時代中期の寛政10年(1798年)、阿闍梨(あじゃり)秀光が願主となり再々造したもの。江戸時代鋳物師(いもじ)で、川崎大師平間寺の梵鐘も手がけた、西村和泉守藤原政平の作品です。 参拝後は、古くから弘明寺観音の門前通りとして栄えていた「弘明寺商店街」へ寄り道するのもおすすめです。全長312mのアーケード内には120以上の店が軒を連ね、多くの人で賑わっています。1300年の歴史の重みを感じに、そして下町の商店街を散策しに、ぜひ弘明寺へ足を運んでみませんか。