車山から鷲ヶ峰にかけて、ゆるやかな起伏が続く霧ヶ峰高原。霧ヶ峰と言えばニッコウキスゲの名所として有名で、開花時期の頃には「霧ヶ峰花まつり」も行われる。エアコンの名前で有名になった霧ヶ峰だが、車山からの溶岩でできた高原一帯の名称で、その名の通り、霧が多く発生する場所。7月中旬にはニッコウキスゲが高原を黄色一色に染め、この頃から8月中旬までおよそ900種類のいろんな花が一斉に咲き乱れる。雄大な草原、湿原、そこに生育する植物には原生的状態が保存されており、貴重な存在となっている。
富士望む霧ケ峰高原
夏の霧ケ峰高原では草原が一面ニッコウキスゲの花で埋め尽くされると共に、 背景には八ヶ岳・富士山・南アルプスの雄大な光景が広がります。
ニッコウキスゲ
電車: JR「上諏訪駅」からタクシーで約27分
車: 長野自動車道「岡谷IC」から約38分