埼玉県 花の名所のよりみち案内

花の名所のTOP USER
平岩蘭さん
90f799c2 68be 4938 9ef4 1542a9df0c99

エリア

全国

日付指定

日付を指定する
287c41b7 7544 4055 b1c3 143d81469ef7
巾着田は、奥武蔵丘陵の山裾を縫うように流れる高麗川が、その流れを大きくカーブさせた場所にできた水田。近くの日和田山から見ると巾着の形をしていることからこの名が付いた。直径約500メートル、面積約17ヘクタールの平地の巾着田には春の訪れとともにナノハナが咲き、一面が華やいだ黄色に変わる。多くの人たちがピクニックに訪れるが、秋、群生した彼岸花が巾着田周辺の岸辺を真紅に染め抜く。球根で増える彼岸花が、なぜここに自然に群生するようになったかは定かではないが、たび重なる洪水などで上流から運ばれてきたらしい。昭和40年代後半に、巾着田の用地を当時の日高町が取得し、利用について議論される中で、平成元年頃に草薮であった河川敷地の草刈りをし始めると、そこに群生した姿が見られるようになった。今では管理され、早咲き、中間地点、遅咲きと分かれて長く鑑賞できるように咲き誇るが、関係者が塊根を掘り起こし、これをほぐして10球から15球を1株として移植することにより群生地の拡大をはかり、500万本以上の彼岸花が咲き誇る。また、10月上旬からは巾着田の中央で約2ヘクタールのコスモス畑も見頃を迎える。

F44848a6 efef 42f6 8e76 a4553d284850
越生町では町全域で盛んにウメの栽培が行われているが、越辺川の清流沿いにある園内には、約2ヘクタールの広大な面積を誇る “越生梅林” がみごと。群馬の秋間梅林、神奈川の曽我梅林と東京の吉野梅郷とともに関東四大梅林の一つにも数えられ、九州太宰府天満宮を分祀した際、菅原道真公にちなんで梅を植えたことが起源とされている。樹齢約400年前の古木をはじめとして、四方に伸びる枝に白い花をつける “白加賀”を主に、梅木の数も約1000本にのぼる。早春の開花時期には、甘い香りを辺り一面に放ち、2月中旬から3月下旬には満開の花の下で「梅まつり」が盛大に催される。また、越生町全体では約2万5000本の梅が咲き、町全体が梅の香りに包まれるほど。