墨俣一夜城址公園・犀川堤の桜
〒503-0102 岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742−1
3月下旬~4月上旬
犀川・新犀川の堤に約2キロにわたって続く約1,000本の桜並木。新犀川の堤の桜は地元料芸組合が昭和20年代に植樹したもの。今では桜のトンネルができるくらい立派な並木道になり、開花期には花見小屋(屋台)が立ち並び、多くの花見客でにぎわう。桜並木を通り抜け、太閤出世橋を渡ると、木下藤吉郎(豊臣秀吉)が一夜にして築いたと伝えられ、秀吉の出世物語の出発点となった「墨俣一夜城」の城址公園に出る。城郭天守型の「大垣市墨俣歴史資料館」の最上階にある展望室から見下ろす桜並木は見応えあり。また、犀川が合流する長良川や金華山をはじめ、遠く伊吹山・養老山脈まで一望できる。夜間は城がライトアップされ、ぼんぼりのほのかな灯りに照らされる桜並木とのコントラストが美しい。