岡山県 公園・庭園のよりみち案内


岡山県岡山市北区後楽園にある大名庭園の後楽園。水戸の偕楽園、金沢の兼六園と合わせて日本三名園に数えられる回遊式庭園です。
夏の夜の夢
幻想的なライトアップと夏の夜空を彩る花火。
by Achan
2017年8月5日
岡山後楽園の桜
3月下旬~4月上旬
岡山藩2代藩主池田綱政が、およそ300年前(元禄13年、1700年)に、藩主の安らぎの場としてつくらせた江戸時代を代表する大名庭園。14万4000㎡の広々とした景観が特徴の回遊式庭園で、日本三名園のひとつに数えられている。園内にはソメイヨシノを中心に約280本の桜が植えられており、春の訪れを告げるように徐々に花を咲かせていく。桜林や馬場など園内のどこからでも花見が楽しめるのは、回遊式庭園ならではの特徴。桜林は、ソメイヨシノを中心に約50本の桜からなる林で、岡山の桜開花の標本木もある。南門の桜と新緑の芝、岡山城との織りなす雄大な景色も美しい。ヤエベニシダレは花葉の池に架かる栄唱橋のたもとにあり、ソメイヨシノより、やや遅れて見頃を迎える。約180mほどの土手に桜が並ぶ馬場は、まさに桜のトンネルのようになる。

岡山後楽園の花菖蒲
6月上旬~6月下旬
岡山市の「後楽園」は水戸の偕楽園、金沢の兼六園と合わせ日本三名園に数えられる回遊式庭園。
後楽園は80品種3,000株の花菖蒲が植えられている花菖蒲の名所で、梅雨の見頃の時期には、名園に彩りを添える白や紫の花が雨の中で一層色鮮やかに映えます。

岡山後楽園の蓮
6月中旬~8月上旬
日本三名園のひとつは蓮の名所
岡山市の「後楽園」は水戸の偕楽園、金沢の兼六園と合わせ日本三名園に数えられる回遊式庭園。後楽園は、ピンクの可憐な花を咲かせる「大賀蓮(おおがはす)」と、気品ある白い大輪の花の「一天四海(いってんしかい)」の2種類が楽しめる蓮の名所でもあります。また、見頃の期間中の7月第1日曜日には、午前4時に開園し、夜明けとともに咲き始める蓮の花を観賞する行事「観蓮節(かんれんせつ)」が行われます。 箏曲演奏や、茶席・点心席が設けられ、朝は早いですがおすすめのイベントです。

岡山後楽園の紅葉
11月中旬~12月上旬
岡山県岡山市にある「岡山後楽園」。水戸の偕楽園、金沢の兼六園と合わせ日本三名園に数えられる回遊式庭園です。錦織り成す名所「千入(ちしお)の森」が紅葉の名所として親しまれています。千入とは、幾度も染めるという意味で、日ごとに深まる紅葉のさまを表しており、約300年前の築庭当時からこの名で親しまれています。11月上旬から色づきが始まり、見頃を迎える11月中旬~12月上旬には「秋の幻想庭園」が実施され、紅葉した木々を中心にライトアップするなど、訪れる人々を秋ならではの庭園美で魅了します。
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