福島県 公園・庭園のよりみち案内
江戸時代の代表的な大名型山水庭園として国の名勝に指定されました。今から約600年前の室町時代、霊泉が湧出したこの地に、会津領主が別荘を建てたのが始まりといわれています。後に各種薬草を栽培する薬草園が設けられ、「御薬園」と呼ばれるようになりました。戊辰戦争時は、ここが新政府軍の療養所として使用されたため、戦火に巻き込まれずに往時の姿をとどめています。歴代藩主がこよなく愛した庭園で、歴史の香る癒しのひと時をお過ごし下さい。
藩主も眺めた御茶屋御殿から当時の風景をしのびながら抹茶(有料)を頂くこともできます。
福島県会津若松の御薬園。庭園内で抹茶も頂けます。
by ちぇり
体験

2018年9月27日
御薬園の紅葉
10月中旬~11月中旬

会津絵ろうそくまつり
2019年2月8日(金)〜2019年2月9日(土) 17:30〜21:00
2月第2週の金曜日と土曜日に福島県会津若松市の鶴ヶ城と御薬園を主な会場として行われる「会津絵ろうそくまつり」。
雪景色の中で、会津の伝統的工芸品「会津絵ろうそく」約10,000本が揺らめきます。鶴ヶ城では天守閣に上ってイベントの様子を一望できます。静かに揺れ動く橙の炎と、鮮やかにライトアップされた天守閣の姿の対比が幻想的。御薬園会場では琴の生演奏が流れる中、ろうそくの灯りがゆらめく幽玄の世界を楽しめます。駅や商店街など市内各所にろうそくの火が灯されるので、会津の夜の街を歩きながら、気軽にイベントの雰囲気を楽しめます。
各会場まで、会津若松駅前や七日町駅前から、まちなか周遊バス「ハイカラさん・あかべぇ」を運行しています。
