7世紀後半に修行道の開祖・役行者が創建とされている金峯山寺。本堂である「蔵王堂」は高さ34m、四方36mを誇る圧巻の大きさで、東大寺大仏殿の次ぐ木造建築物として知られています。本堂・仁王門を含む数々の国宝や重要文化財が点在しており、奈良市に負けず劣らずの歴史の宝庫といえるでしょう。
その最たる存在が、本尊として祀られている3体の「蔵王権現像」です。国内最大の逗子に収められており、青色の面立ちが印象的です。普段は非公開ですが、1年のうち1ヶ月程度の特別ご開帳があるので公式サイトをチェックしてみてください。
早朝に霧が発生して幻想的な光景になりました。
奈良・吉野山、金峯山寺の「蛙飛び行事」(毎年7月7日開催) 春の桜で有名な吉野山ですが、夏に「蛙飛び行事」が行われています。蛙の姿に変身させられた人間が、導師の授戒によって人間に戻るという物語を演じる奇祭で、着ぐるみの蛙を乗せた神輿が山上を練り歩きます。沿道の民家には、蛙の折り紙やオーナメントを吊った七夕の笹が飾られていました。
8:30~16:30(受付は16時まで)
・境内自由 ・蔵王堂500円(特別御開帳時は別途)
電車: 近鉄吉野線「吉野駅」から徒歩で約3分で吉野大峯ケーブルロープウェイ「千本口駅」。吉野大峯ケーブルロープウェイ「千本口駅」から「吉野山駅」まで約3分、ロープウェイ下車後、徒歩で約10分 車: 南阪奈道路「葛城IC」から約70分
有り
http://www.kinpusen.or.jp/