艶やかな朱塗りの美しい「五重塔」が象徴的。奈良時代末期、興福寺の僧侶・賢憬が創建し、弟子の修円が境内の姿形を整えたとされる、歴史の古い寺院です。
境内は、国宝・重要文化財の宝庫。檜皮葺きが特徴的な「本堂(国宝)」、柿葺きの「金堂(国宝)」と堂内に安置されている「本尊釈迦如来立像(国宝)」や「十一面観音立像(国宝)」といった木造の貞観仏5体など、歴史的価値の高いものばかり。
また、シンボル的な存在である「五重塔」は800年頃に建立されたと伝えられており、法隆寺塔に次いで、国内で2番目に古い木造五重塔です。高さは約16mと屋外にあるものとしては日本最小。色々な意味で必見です。
境内のシャクナゲやモミジが美しく、紅葉シーズンには多くの人たちが訪れます。