南房総ロングトレイル 第二回「白浜城山古道と白間津の花畑を楽しむ 約8km」周辺

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第二次世界大戦の頃に、館山海軍航空隊の防空壕として使われていたことがわかっています。総延長は1.6kmと全国有数の規模で、発電所の跡があり、また病院施設として利用されていたという証言も残っています。現在は、その一部である250mほどの区間が公開されています。 ですが実は、この地下壕がいつごろ作られたものなのかはわかっていません。詳しい資料は何も残っておらず、地元の人たちにも気づかれていなかったという、まさに軍の秘密基地だったわけです。ただ、計画的に作られてはいないであろう構造から、終戦間際に突貫作業で工事が進められたのではないかと考えられています。 急造だったためか道幅がとても狭く、見学の際には頭をぶつけても大丈夫なように入り口でヘルメットが貸し出されています。また、中に進むと壁には地層の筋がきれいに現れており、四方八方へ道が伸びていることがわかります。内部の温度は年中一定で、昭和中ごろの一時期はキノコ栽培に利用されていたこともあります。なお、館山は東京(江戸)を守る要衝とされてきた歴史があり、このほかにも幕末期の砲台跡などさまざまな戦争遺跡が残っています。