サンマルクカフェ 北大路ビブレ店周辺

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賀茂川の左岸、北大路あたりから、およそ800メートル先の北山通あたりまで、都会の喧騒を忘れさせてくれる堤防道が築かれている。京都府立植物園の西側に沿った静かな散策路で、江戸時代の天保年間に「希代の庭師」と呼ばれた造園業「植藤」の当主である桜守・佐野藤右衛門氏によって造成されたみごとなベニシダレザクラ並木が訪れる人の目を楽しませる。「なからぎ」という地名は、その昔、この地に神木が流れ着いた由縁から来ているという。「流木(ながれぎ)」と呼ばれていたのが、なまって「なからぎ」になったという説のほか、たびたび起こる洪水で流されることを忌み嫌って、「流木(ながれぎ)」を「半木(なからぎ)」に言い換えたという説もある。隣接する府立植物園内には、上賀茂神社の末社である半木神社が鎮座する。流木が流れ着いたと伝えられる場所に建立された鎮守社で、天太玉命(あめのふとだまのみこと)が御祭神。春には70本を超えるベニシダレザクラが通りを屋根のように覆う。まるで桜のトンネルが出現したようでまさに圧巻。賀茂川のせせらぎに耳を傾けながら桜を愛でることができ、京都の雅とともに風情を味わえる花見スポット。京都府立植物園と合わせて巡りたい名所となっている。