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座ろ。周辺の百選

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福島県の郡山市の北東部に位置する三春町。城下町で春になると梅、桃、桜の花がいっせいに咲くところから三つの春が来るので三春と名付けられたという。町の南側に春を告げるように咲くベニシダレザクラの巨木は、樹齢千年以上といわれている。大正十一年、十月、わが国の桜を代表する巨樹として国の天然記念物にも指定され、岐阜県の淡墨桜、山梨県の山高神代桜とともに日本三大桜といわれる。名木として愛され、室町時代の殿様は早馬を立てて開花の様子を日々待ったといい、三春藩は手厚く保護し、周辺の畑の年貢を免除して柵を設けたほど。当時のことを三春盆踊歌では「滝の桜に手は届けども、殿の桜で折らない」と歌われている。また、江戸時代後期の天保年間、三春藩士草川次栄が上京し、公爵などとの会談の折り滝桜が話題にのぼり、この時に詠んだ桜の賛歌が世に名を知らせたという。桜の樹高十二メートル。幹回り十一メートル、枝張りは東西へ約二十五メートルもある。滝桜の名前の由来だが、四方に伸びた枝から紅色の滝がほとばしるように小さな花を無数に咲かせ、その模様は滝が流れ落ちるように見えることから。艶やかな花姿に訪れる人々は、しばし立ちすくんでしまうほどだ。
今年も満開の滝桜が見られました。
by 松竹梅
2018年4月8日