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ちぇりさん

京都観光の中でも、特に人気の高い清水寺。清水寺の参道である二年坂、三年坂にはたくさんのお店が軒を連ねます。清水の舞台で有名な国宝の本堂はもちろんのこと、重要文化財に定められた国内最大級の三重塔や、寺名の由来となった「音羽の瀧」など多くの見どころがあります。毎年8月9日~16日には一日の参詣が千日分の功徳に相当するとされる「千日詣り」が行われ、普段は見ることのできない本堂の内々陣が特別公開されます。桜や紅葉の名所でもあり、舞台から眺める景色はまさに絶景!定期的に夜間特別拝観も行われていて、昼間とはまた違った幻想的な姿に出会えます。
清水寺
桜の季節に行われる夜間特別拝観へ。撮影時はほぼ満開でした。貴重な工事中の舞台を見ることもでき満足です。
by みやこ
2019年4月6日
清水寺の桜
3月下旬~4月上旬
清水寺の開創は1,200余年前、奈良時代末の778(宝亀9)年。本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮である。もとは法相宗に属したが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗る。西国三十三札所の16番札所。「清水の舞台」として知られる舞台造りの本堂は釘を使わず縦横に組まれた柱が見事。舞台の下方に音羽の滝、谷を隔てて安産祈願の子安の塔がある。約1,000本の桜を約500基のライトを照らすライトアップは、東山随一の迫力。奥の院より本堂舞台を眺めると、舞台が桜の海に浮かんでいるように美しく、夜空にも光が放たれる。1994年、ユネスコの世界遺産にも登録された。
清水寺の紅葉
11月下旬~12月上旬
京都府京都市 清水寺の紅葉の見頃
11月中旬から色づきが始まり、見頃は11月下旬~12月上旬です。
ヤマモミジの紅葉を見ることができます。


京都府宇治市にある藤原一族ゆかりの平等院。世界遺産にも登録されている平等院は「古都京都」を代表する歴史的建造物といて大変有名な観光名所でもあります。2012年9月から2014年9月までの2年間にわたり国宝「平等院鳳凰堂」の修復作業を行い、今では建立当時の姿で甦りました。
平等院鳳凰堂
10玉でお馴染みの平等院鳳凰堂です。
by カメラ小僧
2018年8月29日
平等院の桜
3月下旬〜4月上旬
京都府宇治市にある藤原一族ゆかりの平等院。世界遺産にも登録されている平等院は「古都京都」を代表する歴史的建造物といて大変有名な観光名所でもあります。2012年9月から2014年9月までの2年間にわたり国宝「平等院鳳凰堂」の修復作業を行い、今では建立当時の姿で甦りました。
例年、3月下旬から4月上旬になると、平等院の桜は、国宝の鳳凰堂の周りを囲む阿字池の周辺にソメイヨシノ、シダレザクラが咲き誇ります。2018年から桜と鳳凰堂のライトアップの一般公開が開始、阿字池に映える鳳凰堂、桜の美しい光景を観に多くの観光客で賑わっています。

平等院の藤
4月中旬〜5月中旬
京都府宇治市にある藤原一族ゆかりの平等院。世界遺産にも登録されている平等院は「古都京都」を代表する歴史的建造物といて大変有名な観光名所でもあります。2012年9月から2014年9月までの2年間にわたり国宝「平等院鳳凰堂」の修復作業を行い、今では建立当時の姿で甦りました。
平等院は「藤」の名所でもあります。主なところで平等院には2ヶ所の藤棚があります。一つ目は鳳凰堂を正面に見て左手、鳳凰堂の周りを囲む阿字池の北側。樹齢250年とも言われる「野田藤」の古木は、地面の砂にすれそうなぐらい長く花穂が伸びることから「砂ずりの藤」とも呼ばれていて、毎年4月下旬から5月上旬にかけて、流れ落ちる滝のような、美しい紫色の花房を咲かせます。二つ目は、表門の左側。紫と白色の藤がコントラストを奏でる大変美しい情景を観賞できます。

平等院の紅葉
11月下旬~12月上旬
京都府宇治市にある「平等院」は、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている、平安時代に栄華を誇った藤原氏ゆかりの古寺です。10円硬貨のデザインにも使用されて広く知られている鳳凰堂をはじめ、阿弥陀如来坐像など多くの国宝が存在しています。阿字池周辺に沿って植えられたカエデ、イチョウが鮮やかな赤に色づき、鳳凰堂とともに水面に映り込む様は訪れた人々を魅了します。見頃の11月下旬~12月上旬の期間中には、紅葉と鳳凰堂をライトアップする夜間特別拝観も行われます。




京都・教王護国寺
秋の特別公開、ライトアップも開催中です。
by cside
名所

2019年11月6日
東寺の桜
3月中旬〜4月中旬
京都には、桜の名所があちこちに点在しているが、カワヅサクラの向こうに堂々とそびえる東寺・五重塔の景観は、いかにも京都らしい風情を実感させてくれるサクラの名所のひとつ。東寺は、JR京都駅からほど近く、高さ55mの有名な五重塔(国宝、世界文化遺産)で知られ、東寺のシンボルともいえる「不二桜」と名付けられたヤエベニシダレザクラとのコントラストは、見事としか言いようがない。樹齢130年、樹高13mの堂々とした佇まいの不二桜に、カワヅサクラ、ソメイヨシノなどが咲き誇り、春の東寺境内は華やかさに包まれる。東寺の正式名は教王護国寺。平安遷都の際に創建された官寺を弘仁14年(823)に空海が嵯峨天皇より賜り、真言密教の根本道場とした。土一揆で伽藍のほとんどを焼失したが、室町末期~江戸初期にかけて再建され、南大門(重要文化財)、金堂(国宝)、講堂(重要文化財)、食堂が一直線に並ぶ伽藍配置は創建当時の特徴を残している。

東寺の紅葉
11月中旬~12月上旬



京都の平安神宮。鳥居がとにかく大きすぎです。
by ちぇり
体験

2018年9月24日
平安神宮の桜
4月上旬~4月中旬
朱塗りの神殿が美しい平安神宮の春を華麗に彩るのはベニシダレザクラ。開花時期は、桜前線に遅れること1週間程度で4月上旬となることが多く、4月15日の例祭には奉祝するかのように見ごろを迎える。八重咲きなので開花から2週間も見ごろが続く。園内は1万平方メートルに及ぶ回遊式庭園には、ソメイヨシノなど約300本が咲き、その中でもベニシダレザクラが約150本余りが綺麗に咲き誇る。文豪、谷崎潤一郎も『細雪』のなかで、「忽ち夕空にひろがっている紅の雲」を「一年待ち続けた」と著しているが、入口から南神苑へ入ると桜が空を覆い尽くす。夜はライトアップし、池周辺は鮮やかな彩りに包まれる。神苑の出口付近には、桜の花びらにちなんで ピンク色の紙でつくられた桜みくじ(はなみくじ)あり、そのおみくじを満開成就の結び木に結んでいくと、桜が咲いたように見えるという演出もある。

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